バイク教習に適した服装とは?夏や冬、雨などの気候・天候ごとの注意点も解説
バイクに初めて乗る人は、「どんな服装がバイク運転に適しているんだろう?」と疑問に思うのではないでしょうか?特に、合宿免許では1週間以上合宿先に滞在することになるため、事前にどんな服を用意したら良いか不安に感じるかもしれません。今回の記事では、バイク教習の服装の基本、季節ごとの服装や女性の服装の注意点について解説していきます。
バイク教習の服装の基本
バイク教習時の服装は、自分の体を守り安全に運転できることが最も重要です。バイク教習の際の基本的な装備を5つご紹介します。
ここで紹介するのは一般的なものであり、教習所によってルールが異なったり、貸出のものや自前で用意が必要だったりと違いがあるため、準備をする前に教習所に必ず確認してください。
長袖・長ズボン
肌を露出するような服装は、運転中に転んでしまった時に怪我をしてしまうリスクがあるため、必ず長袖・長ズボンを着用しましょう。夏場であっても、半袖・ハーフパンツ・スカートはNGです。ダメージジーンズなどの穴があいているものも避けましょう。アンダーウェアに半袖・ハーフパンツを合わせるスタイルもNGの場合があります。しっかりと体を守れる長袖・長ズボンを用意してください。
ブーツなど足首が隠れる靴
くるぶしがしっかり隠れる長さの靴を用意しましょう。バイク用のブーツやライディングシューズがあると良いです。靴紐がある靴は、バイクに紐が巻き込まれる恐れがあるため避けてください。また、サンダルのように脱げやすい靴はNGです。
教習所や車種によってはスニーカーがNGの場合が多いので、通う教習所の案内を確認してください。
ヘルメット
頭部を守るためのヘルメットは、バイクに乗る上で欠かせません。教習所によって貸出か、自分で用意するか対応が異なります。また、フルフェイスタイプ、ジェットタイプなど種類も複数あるので、自分で用意する場合は入校前に必ず確認しましょう。ヘルメットは免許取得後も着用するので、入校前に自分に合ったサイズや被り心地のものを購入しても良いでしょう。
グローブ
手を守るために着用します。バイク用のグローブや、革製のグローブが望ましいです。二輪の運転はクラッチ操作など手元の動きも重要なので、指が自由に動かせるものを選びましょう。また、安全性の観点から、プロテクターが付いているものがおすすめです。
プロテクター
肘や膝、胸部を守るための装備です。誤って転倒してしまった際に体を守ってくれます。こちらも教習所によって、貸出の場合と自分で用意する場合があります。
原付講習の場合
原付免許を取得する際だけでなく、普通免許を取得する際に「原付講習」を受けることがあります。普通自動車免許を持っていると原付も運転することができるため、教習所やプランによっては、普通免許の教習の中で原付講習が実施されます。必ず行われるわけではないので、事前に原付講習の有無を確認しましょう。
原付講習では、教習所から事前に服装や持ち物の指定があります。ここでは、一般的なものを紹介します。
服装は、二輪教習と同じく長袖・長ズボンです。スカートや半袖、ハーフパンツはNGです。合宿免許で原付講習を受ける場合は、夏場であっても長袖・長ズボンを用意しておきましょう。靴は、かかとの低いもので、スニーカー(運動靴)でも問題ありません。サンダルやヒールはNGです。軍手や手袋の用意が必要な場合もあります。
これらは一般的なもののため、必ず受講する教習所の案内を確認してください。
季節や天候に適した服装を!
夏にバイク教習を受ける場合
夏休みを利用して二輪免許を取得しようと考えている人もいるのではないでしょうか?夏のバイク教習は暑くなりますが、長袖・長ズボンを着用してください。半袖はNGです。
暑さ対策のため、通気性のあるジャケットやグローブを選んだり、吸汗速乾素材のアンダーウェアを身に着けたり、工夫すると良いでしょう。
冬にバイク教習を受ける場合
冬のバイク教習は、寒さ対策が必須です。風を切って走るバイクでは、外気温が低いと体感温度も一層下がります。防寒性のあるジャケットを選び、中に防寒インナー等を着用すると体温を保つことができます。バイクは、手や足を使った操作があるため、寒さで操作に影響が出ないように、風を通しにくいグローブや厚手の靴下で手足の防寒対策も行いましょう。
「冬休みに合宿免許で二輪免許を取ろう!」と考えている人がいるかもしれません。しかし、注意しなければならないのが、雪が降る地域では冬場にバイク教習を行っていない可能性があることです。理由は、冬は路面の凍結や積雪があり得るためです。教習所を調べる際には、時期やエリアに注意してください。
雨の日にバイク教習を受ける場合
雨の日でも、基本的には教習が行われます。スリップしてしまうかも…と心配になるかもしれませんが、免許取得後に雨の中での運転する状況もあり得ます。教習の中で、雨天時の運転方法をしっかり学びましょう。中止の基準は教習所によって異なりますが、大雨や台風などでなければ実施されることが多いです。
雨の日は、レインウェアや、防水のグローブ・ブーツを用意しましょう。レインウェアは、上下に分かれているものが望ましいです。一般的なロングタイプの雨具はタイヤに巻き込まれる恐れがあるからです。
グローブやブーツは、雨に濡れると手足を冷やし、運転操作に支障が出る可能性があります。そのため、防水性があるものを選んだり、防水スプレーをかけておいたりと対策しましょう。また、雨で滑ることもあるため、滑り止めが付いているものがおすすめです。
女性の服装選びのポイント
せっかくの合宿免許、おしゃれをしたい!と思うかもしれませんが、教習所は安全に運転できることが第一です。特に女性が気をつけたい服装について紹介します。
長い髪はまとめる
走行中は風を強く受けるため、髪が運転の妨げになるかもしれません。ヘルメットをスムーズに着用できるように、長い髪はまとめておきましょう。
靴はかかとの低いものを選ぶ
ハイヒールやサンダルはNGです。運転しやすい靴を選びましょう。
運転の妨げになるものは外す
アクセサリー類や長い爪も、教習に支障が出る恐れがあるので教習期間は外しておきましょう。運転中はグローブを着用しますが、グローブの中で引っかかる可能性があり危険なため、爪は短くしておくのが良いでしょう。
女性も長袖・長ズボンは必須
繰り返しになりますが、バイク教習は長袖・長ズボンが基本です。スカートや丈の短いものは、転倒した際にケガをしやすいためNGです。また、風になびく衣類は走行中に巻き込んでしまう恐れがあるため、体にフィットした動きやすい服装で教習を受けましょう。
バイク教習は、安全に走行できる服装で受けましょう
バイクは、車体に守られている車と比較して、転倒時などにケガをするリスクがあります。教習の途中でケガをしてしまわないように、安全で動きやすいことを最優先に服装を選びましょう。
風を切って走る気持ちよさはバイクの魅力ですが、夏は暑く冬は寒いのもバイクの特徴。運転に集中できるように、適した服装や装備で教習を受けられるような準備が大切です。
その他、バイク合宿免許については以下記事に詳しくご紹介しています!合わせてご覧ください。
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