合宿免許の選び方に関するコラム

車とバイクの免許を取るには?取得方法や料金は?

車とバイクの免許を取るには?取得方法や料金は?

運転免許は大きく分けて車が運転できる免許とバイクが運転できる免許の2つがあります。それぞれ取得する免許によって乗れる車やバイクが異なります。基本的に車が運転できる免許であればバイク(原付のみ)も運転できるため、自動車免許があれば便利です。そこで、今回は自動車免許とバイク免許の具体的な取得方法や料金について解説します。車とバイクの両方の免許を取りたい場合の対策についても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

 

車の免許の種類は何がある?

運転免許は大きく分けて車が運転できる免許とバイクが運転できる免許の2つがあります。それぞれ取得する免許によって乗れる車やバイクが異なります。基本的に車が運転できる免許であればバイク(原付のみ)も運転できるため、自動車免許があれば便利です。そこで、今回は自動車免許とバイク免許の具体的な取得方法や料金について解説します。車とバイクの両方の免許を取りたい場合の対策についても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

 

バイクの免許の種類は?

バイクの免許は主に「原付免許」「小型限定普通二輪免許」「普通二輪免許」「大型二輪免許」の4種類です。その他としては「普通二輪免許小型限定AT」「普通二輪免許限定AT」「大型二輪免許限定AT」などがあります。まず、一番簡単に取得できるのが原付免許です。取得可能年齢は16歳で、50cc以下の原動機付自転車を運転することが可能です。免許を取得するには簡単な適性試験と学科試験があります。適性試験では視力・聴力・身体能力が検査され、学科試験では一般的な交通規則についての問題が出題されます。学科試験は90%以上の正答率で合格、適性試験と学科試験の両方に合格すれば、実際に乗り方の講習を受けて免許が交付される流れです。基本的に1日で取得できるため、取得条件としては一番簡単な免許になります。

小型限定普通二輪免許は125cc以下の排気量のバイクに乗ることができる免許です。原付免許と違うところは教習所のコースを実際にバイクで走る卒業検定がある点です(教習所を利用する場合)。試験官立ち合いのもと、卒業検定で70点以上を獲得すれば卒業となります。教習所を利用しない場合は技能検定があります。普通二輪免許は400cc以下のバイクに乗ることができる免許です。試験の内容は小型限定普通二輪免許とほぼ同じですが、車体が大きく重くなるため試験のレベルは難しくなります。さらに、大型二輪免許はすべての排気量のバイクに乗ることができます。もっとも、取得可能年齢が18歳以上であったり、免許取得費用が他の免許に比べて高くなったりするため、取得する際は事前に取得までの計画を立てておくことが大切です。

 

普通免許を持っている場合のバイク免許の取り方の特徴は?

バイク免許を取得する際、自動車が運転できる普通免許をすでに持っていると学科試験の多くの科目が免除になります。通常のバイク免許では、交通規則や安全運転のマナーなど、バイクを公道上で運転するのに必要な知識を2段階に分けて学習します。教習所でバイク免許を取る場合、卒業までに18コマの教習を受ける必要がありますが、普通免許を持っていれば、すでに学習した内容は再度受ける必要はありません。18コマの内訳は学科1コマ、実技17コマであり、そのほとんどは実技科目になります。18コマの授業を消化するには一般的に、1カ月程度が必要ですぐに免許を取得することはできません。

多くの教習所では、1日に受けることができるコマ数を制限しているからです。大抵の場合、1日2コマ、多くても1日3コマに制限されています。また、教習所が混み合う場合、次回の予約がなかなか取れない場合もあります。立て続けに教習を受けられない場合、取得まで2カ月以上かかる場合もあるので注意しましょう。この点、普通免許を所持している場合、最短で9日でバイク免許を取得できます。ただし、9日でバイク免許を取得するにはいろいろと工夫が必要です。教習所によっては最短で取得できるコースが設定されているところもあります。また、合宿でバイク免許を取得する場合であれば10日程度で取得が可能です。

 

普通免許を所持している場合にかかるバイク免許の費用

普通免許をすでに取得している場合、学科の科目が免除されるため、通常のバイク免許取得よりも費用を抑えることができます。また、バイク免許にはミッション車が運転できる免許と、オートマチック車だけが運転できる限定AT免許の2つがあります。ミッション車はクラッチの操作が必要になるため、教習のコマ数が限定ATよりも増えます。限定ATはコマ数が少なくなるため費用も抑えられるのが特徴です。具体的な費用としては、小型二輪限定免許(排気量125cc以下)で7万6,000円~(技能10コマ+学科1コマ)、限定ATの場合は6万8,000円~(技能8コマ+学科1コマ)になります。

小型二輪限定免許を取得するには普通免許で合計11コマ、限定ATでも合計9コマが必要です。普通二輪免許(400cc以下)の場合、18万3,500円~(技能17コマ+学科1コマ)、限定ATであれば16万8,000円~(技能13コマ+学科1コマ)になります。普通二輪免許は排気量が小型二輪限定免許よりも格段に多くなるため、教習科目も増えます。

大型二輪免許(排気量無制限もしくは650cc以下)は普通免許と限定AT免許で乗れるバイクの排気量が異なります。普通免許は排気量無制限、限定AT免許は排気量650cc以下です。費用は普通免許で9万4,000円~(技能12コマ+学科0コマ)、限定AT免許で9万4,000円~(技能9コマ+学科0コマ)になります。自動車免許が限定AT免許の人は大型二輪の普通免許の教習時間が技能16コマに増えるので注意が必要です。

 

普通免許とバイク免許を一緒に取得できる同時教習とは?

通常であれば自動車の普通免許とバイク免許は別々に取得する必要があります。しかし、学科の内容が被っていることもあり同時に取得できれば非常に便利です。そこで、教習所で用意されているのが同時教習です。同時教習とは自動車の普通免許とバイク免許が一緒に取れる教習で、別々に取得するよりも料金と教習時間を短縮することができます。ミッション車の普通自動車と自動二輪車を別々に取得する場合、普通自動車で17日、自動二輪車で9日、最短でも合計26日は必要です。実際に取得する場合、教習所への入所を2回しなければならないため、手続きにかかる日数も含めれば26日以上はかかります。この点、同時教習であれば手続きを一緒にできたり、教習を同時に行うことができたりするため最短で23日で終わらせることが可能です。

また、合宿ではなく教習所へ通う場合、往復の交通費も計算に入れる必要があります。近場であればさほど気になりませんが、遠方の場合、自動車とバイクで2回教習所へ通うことを考えると交通費もかさみます。同時教習であれば、2回も教習所へ入所する必要がないため、交通費の節約にもなるのでお得です。その他のメリットとしては、自動車とバイク両方の運転心理を学ぶことができるという点です。自動車とバイクでは運転する際の心理がかなり違います。自動車とバイクの両方の運転の仕方や運転しているときの心理を知っていれば、気を付けるべきポイントが分かります。お互いの車両の特性を前もって知っておけば防げる事故もあるのです。もっとも、自動車とバイク両方の運転方法を同時に覚えなければならないというデメリットもあります。覚えることが増えるため、1つ1つ順番に覚えたいという人は別々に取得する方がよいかもしれません。

 

同時教習にかかる費用は?

同時教習は別々に取得する場合と比べれば費用をかなり抑えることが可能です。まず、合宿で別々に取得する場合の費用として、普通自動車(限定AT)は約18~28万円、普通自動車(ミッション)は約20~30万円が費用の相場になります。通学の場合、普通自動車(限定AT)は約22~32万円、普通自動車(ミッション)は25~35万円程度です。これらの費用はあくまでも目安であり、取得する教習所や時期によって変動します。また、修了検定・卒業検定が2回まで無料のプランや卒業保証付きのプランは費用が高くなる傾向になります。

次に、普通二輪(限定AT)の合宿費用の相場は約8~18万円、普通二輪(ミッション)は約10~20万円が相場です。通学する場合は普通二輪(限定AT)は約10~20万円、普通二輪(ミッション)で約12~22万円が費用の目安になります。バイクの場合、自動車免許を持っていれば、学科が免除されるため2~5万円程度、費用が安くなります。ただし、費用が安くなるのは事前に申込みをした場合です。自動車免許を持っている場合は忘れずに申込みをしておきましょう。

そして、自動車とバイクを別々に取得した場合、上記の費用を合算した費用がかかります。自動車とバイクの両方が限定ATで合宿で取得する場合、約26~46万円が必要です。両方がミッションの場合は30~50万円程度です。通学で取得する場合はより費用が高くなります。この点、同時教習であれば合宿で29万円程度、通学で35万円程度で済みます(両方ともにミッションの場合)。合宿であれば入学金や検定料・教習代、教材費などはすべて料金に含まれていることが多いため、通学よりもお得です。その他にも保険料や高速通行料、食事代、宿泊代など免許の取得にはさまざまな費用がかかります。こういった費用がすべて含まれているプランであれば後からお金がかかることもないため安心して教習を受けることができるでしょう。

 

同時教習ができるおすすめの合宿免許

同時教習ができる教習所は限られています。その中でも、おすすめできる教習所は「マツキドライビングスクール長井校」「那須自動車学校」「鳥取県自動車学校」の3つです。マツキドライビングスクール長井校は山形県長井市にある教習所で、大ヒット映画「スウィングガールズ」のロケ地が近くにある教習所です。料理ができる人は費用が格段に安くなる自炊プランが用意されていたり、音楽スタジオが無料で利用できたりと施設が充実しています。教習所の近くにはスーパー銭湯もあるため、教習で疲れた体もリフレッシュできます。

次に、栃木県那須塩原市にあるのが那須自動車学校です。那須自動車学校の特徴は国内最大規模の教習コースがある点です。その教習コースは1周1,000mもあるため、広いコースでしっかりと運転技術を学ぶことができます。また、普通車だけでなく大型一種や大型特殊など土木現場で使用するような職業免許も取り扱いしています。教習所近くにはクレーン学校が隣接しており、フォークリフトや玉掛けなどの建設作業系の資格を取得することも可能です。

最後に、鳥取県倉吉市にあるのが鳥取県自動車学校です。この教習所は設立がなんと昭和19年という歴史のある教習所であり、鳥取県で一番初めにできた教習所になります。教習所の近くには国内最大級の中国庭園や温泉場の三朝温泉もあります。コミックコーナーも充実しており、待ち時間も暇を持て余しません。全国から多くの学生や若い男女が来るため、年齢が近ければ友達もたくさんできるでしょう。

 

合宿免許で同時教習を受けてみよう!

免許の取得にはある程度まとまったお金が必要になります。特に、自動車とバイクの両方を取得する場合、少なくても30万円前後は必要です。少しでも費用を抑えるのであれば、通学よりも合宿がお得です。もっとも、合宿でも教習所によって費用はまちまちであり、時期によっても大きく変わります。教習所の中には往復の交通費を出してくれるところもあるため、自宅から遠い場所でも総額として安い教習所に行くのがおすすめです。また、自動車とバイクの両方の免許を取る予定なのであれば、できるだけ同時教習を申込む方がお得です。総額としてみれば同時教習の方がかなり安くなります。費用をできるだけ抑えるのであれば、合宿免許で同時教習が受けるのがよいでしょう。 

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合宿免許アイランド運用編集部

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