交通費支給の合宿免許を利用しよう!
合宿免許の交通費ってどうなっているの?
合宿免許は短期間で料金的にも安く免許を取得することができるために人気となっていますが、同じ運転免許の取得でも料金や保証内容は教習所によって様々です。比較的安い金額で参加できる合宿免許でも安い時期で20万円前後はしてくるので教習所選びは慎重にしたいものですね。きちんと比較してどこの教習所にしたらよいのかを考えないと後悔することにもなりかねません。
合宿免許は基本的には住民票や本籍があるエリアには入校できません。教習所によって詳細は異なりますが、通学で通えるエリアの方は通学で、通えない遠方の方は合宿免許で参加してくださいというルールがあるからです。その為、時にはかなり遠方の教習所を検討することもありますが、遠方の利用を考える場合には、遠くに行く価値があるほど、教習料金が格安になっているということが大きなポイントとなってくるのではないでしょうか? 格安で免許を取得することができるなら、遠方であっても安い方がいいと考えるのは当然ですが、ここで注意したいのが負担をする往復の交通費となります。遠方の場合には、自宅から教習所までの交通費が数万円など、かなりかかってしまうことも考えられます。 特に、新幹線や飛行機を使用することになれば、それなりにまとまった費用が必要となることが考えられます。
ここで疑問になるのが、その交通費は自分で負担をするのか?教習所が出してくれるのか?ですが、これは入校する教習所によって対応が異なります。 教習所の方で交通費を出さなければならないという決まりないので、どの教習所でも遠方から来るからといって必ず負担してもらえるとは限りません。 いくら合宿料金が格安となっていても飛行機などを利用すると、結局、自宅から比較的近い場所にある他の教習所の方が安くなるということも考えられるので、事前に確認をしておく必要があります。 また、教習所の方で負担してもらうことができる場合でも、全額負担してもらうことができる場合と支給される上限金額が決まっている場合があります。そのあたりもしっかりチェックして少しでも自己負担となる費用を抑えることも大切です。 もちろん交通費支給額の上限が決まっていても、実際にかかる費用を計算すると全額まかなえるということも多いため、支給額で自宅からの交通費がどれくらいまでまかなえるのか、きちんと自分で先に計算しておくとスムーズです。 こういったことも含め、トータルでどのくらいの費用が必要となるのかを考えて、どこの教習所にしたらよいのかを決めていくといいでしょう。
合宿免許の交通費を負担してもらえるケースも
合宿免許で教習所が交通費を支給してくれる場合は、誰がこの金額を決めるのでしょうか。 みなさん、それぞれが申請した分をすべて教習所で負担してもらうことができるのでしょうか。 交通費がどのくらいかかるのかは、実際にどのようなルートを使用するのかといったことでも違ってきますから判断が難しくなりますが、申請すればどのようなルートでもその分を出してもらえるということはありません。 教習所は企業の一つですから、お客様に言われるがままに負担するようなことをしてしまえば企業として成り立たなくなってしまう可能性があるので、あらかじめ教習所の方で決めてある区間の中での負担ということが多くなります。
教習所によって異なりますが、例えばそれぞれの地域のターミナル駅から教習所がお迎えにくる最寄駅までの金額を支給してくれることがあります。 具体的には東京都から地方にある教習所に行くという場合には、東京駅からということになりますから東京駅までの交通費は自己負担となります。また特急や新幹線などの場合は、自由席の料金までだったり、学生の方は学割分の交通費のみ支給だったりもします。 あくまでもこういったケースが多いというだけで、教習所ならどこでも同じ条件で支給してくれるということはありませんから、入校を決める前に自分が選択した教習所はどういった条件で支給してくれるのか細かくチェックする必要があります。 遠方になればなるほど負担してもらうことができる教習所の方が、自己負担をせずに済むということになりますが、やはり支給される上限金額や区間などの詳しい条件をしっかりとチェックしておかないと入校後に後悔しても始まりません。 どこまでの負担となるのか、いくら負担してもらうことができるのか、よくわかないという場合には直接窓口に連絡を取り問い合わせをしてみる必要もあります。 そして交通費だけでなく、合宿費用にはどのようなものが含まれているのかはきちんと確認しておく必要がありますし、合宿免許に入校後、追加料金が必要となることもあるので、そのあたりも申し込み前に確認しておく必要があります。
お得に合宿免許を利用するコツは?
合宿免許では、交通費が料金の中に含まれている場合もあれば含まれていない場合もあり、どちらがよいのか判断が難しいような場合もありますが、含まれていた方がお得なケースが多くなっています。 どのくらい離れている教習所に行くのかにもよって違ってくることもありますが、含まれている方がトータルでお得になることが多いので、最初からそういったところをチェックしてみましょう。 教習所によって 支給対象となる区間などが決まっていることもあるため確認は必要となりますが、それぞれの事情で指定の区間などを使用することができなかった場合には使用した交通機関の領収書をとっておいて、予約をした窓口などで相談しましょう。 どこまで有効となるのかはそれぞれの教習所での判断となってきますが、領収書があれば検討してもらうことができる場合もあるので、交通チケットを手配した際は領収書を必ず取っておくことが必要です。
また合宿免許をさらにお得な料金で利用したい!という方なら、期間限定のキャンペーンなどを狙うのもおすすめです。 キャンペーンはいつでも行っているわけではないので予定が合わないと難しくなりますが、参加できるようであれば、高い時期と比べて10万円以上安くなるなど、かなりお得な料金となっている教習所もあります。 キャンペーンの内容によっては、交通費の支給額や支給ルートが異なる場合もあるので事前に確認が必要です。 また交通費の支給がない教習所なら、いくらキャンペーンを行っていても、最終的に費用がかさんでしまう可能性もありますから気を付けましょう。 教習料金として安い金額が表示されているからと急いで予約するのではなく、交通費を含め、トータルでいくらかかるのか。金額だけではなく保証内容は充実しているのか、宿舎は自分の好みに合っているのかなど、全体の内容を把握しておくことで安心して合宿免許に参加できるかもしれません。
交通費支給はどのエリアまで対応しているのか?
実際に交通費が支給の教習所は、どのくらいの距離まで支給してくれるのでしょうか。教習所により異なりますが、一般的な傾向をお話ししましょう。埼玉や千葉、栃木や茨城など関東近郊の教習所は、基本的に近隣の県からの交通費しか出してくれません。東京駅などのターミナル駅からの交通費が上限金額だったり、中には数千円ほどしか出ない教習所も多くあります。その為、東北や西日本、九州などから入校する際は交通費の自己負担額はかなり高額になる可能性があります。でも例えば教習に行くついでに東京観光したい!など、関東エリアに来る魅力が他にあるようであれば、交通費を自己負担してでも来る価値があるという人もいます。せっかく交通費を負担してまで遠方の教習所にいくなら、運転免許を取得する以外の目的もあるといいですね。
次に、秋田や岩手、山形、福島など東北地方の教習所の場合をお話ししましょう。東北エリアも東京近郊からの往復交通費を上限としている場合が多いですが、教習料金が安く、特に山形は合宿免許発祥の地と言われているほと、沢山の教習所で合宿免許を行っています。そのため、大阪など関西エリアから参加する方も多いので、関西発の夜行バスの金額を支給してくれる教習所もあります。こちらも梅田駅や難波駅などターミナル駅からの交通費という場合が多いので、どれくらい負担してくれるか事前に確認が必要です。また入校の前日夜には自宅を出発しなくてはいけないので、予定を前日から空けておかなくてはなりません。東北エリアは温泉に入れる宿舎を扱っているところも多く人気が高いので、早めに予約しないと埋まってしまっている可能性もありますのでご注意ください。
そして近畿地方や、中国地方、四国は教習所によって交通費の支給額はかなり異なってきます。兵庫県や和歌山県などの教習所は、基本的に大阪、京都など近県の教習生を誘致しているところが多く、遠方からの交通費が出るところが少ない傾向があります。ただし鳥取県や島根県などは、近畿エリアの方をはじめ、東京都や福岡からの夜行バス代を支給する教習所が多く、幅広いエリアの交通費を支給してくれます。四国も料金が安い教習所が多く、中国地方と同じく東京や福岡から入校する方も多くいます。色んなエリアから参加する教習所は、入校後も色んな地域の方と出会えるので楽しいかもしれませんね。最後に九州地方の教習所の場合の交通費支給の傾向をお話ししましょう。九州地方の教習所は、九州圏内のお客様を誘致する場合が多く、その他のエリアからの交通費が出ないことがほとんどです。中には飛行機代一部支給などもありますが、基本的に午前中には集合しなくてはいけないので、自己手配で近くに前泊したり、教習所に前泊をお願いしなくてはいけないこともあります。ただ交通費はある程度自己負担で出しても、旅行がてら行きたい!という方も多いエリアです。交通費出る出ないに限らず、それ以外にどんな魅力があるエリアなのかも調べておくといいかもしれません。
交通チケットを用意する時の注意点
交通費が支給になる教習所の選び方は、イメージがつきましたでしょうか?それでは最後に、交通チケットを手配する際の注意点などを説明しましょう。教習所によっては、その教習所に参加する方が多いエリアの方は、教習料金を入金した後にチケットを送ってくれるところもありますが、基本的にはチケットは自己手配です。合宿免許を予約する際は、教習所に直接の申込ではなく代理店(斡旋業者)を利用する人も多いと思いますが、代理店ではチケットを用意してくれません。その理由としては、交通費は原則として卒業が決まったときに教習所側から教習生に支給するもので、途中退校などした場合は支給されないからです。また出発地点によっても金額も様々なので、お客様と教習所が直接清算する方が行き違いもなく、効率がよいこともあります。
これまでもお話ししてきた通り、教習所により交通費支給の上限金額や区間などは異なります。領収書が必要な教習所もあるので、チケットを買った時にはきちんと領収書を取って保管しておきましょう。集合時間に間に合えば、どのルートでもいい場合や、学校規定のルートしか出ない場合もあるので、予約の際に自分はどのようにチケットを手配すればよいか確認しておくと安心です。チケットを往復で手配する方もいますが、基本的には往路のみ購入し、復路は卒業が決まったときに買うことが望ましいとされています。スムーズにいけばこの日に卒業できる!という卒業予定日は出ていますが、検定などを落としてしまい、延長になる方も少なくありません。変更可能なチケットならいいのですが、格安航空チケットなど返金不可のチケットを購入していて使えなかった場合は、教習所はその分を負担はしてくれません。その点を注意して、最終的に出費が増えてしまった!とならないように、気を付けて手配をしましょう。
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