普通免許と中型免許で運転できる車の種類とは?
普通免許や中型免許で乗れる車の種類について、みなさんは正確にご存じですか?今回は意外と知られていない普通免許や中型免許で乗ることができる乗り物についてご紹介します。
普通免許で乗れるバイクは50cc以下の原付とトライク
普通免許を取得すると、普通自動車はもちろん、小型特殊自動車と原動機付自転車(以下、原付)を運転できるようになります。小型特殊自動車は35キロ以上のスピードが出ない作業車両のことで、農作業用自動車やフォークリフトなどが含まれます。原付は、道路運送車両法で125cc以下の二輪車のことを言います。また、原付は排気量が50cc以下の「第1種原動機付自転車」と、50ccを超え125cc以下の「第2種原動機付自転車」に分かれています。このうち普通免許で乗れるものは、50cc以下のものに限られます。もし50ccを超える原付を運転したいのであれば、二輪車を運転できる免許が必要となります。
また、普通免許で運転できるものには「トライク」という三輪のバイクがあります。先述したように、通常50ccを超える排気量のバイクは普通免許では運転できません。しかしトライクであれば普通自動車に分類されるため、50ccを超えるものでも普通免許のみで運転可能です。一般道では60キロ、高速道路も80キロで走れます。法律上ヘルメットは必要ありませんが、メーカーでは安全のため着用を勧めています。トライクに関しては、基本的に車庫証明は必要ありません。保険もバイクと同じものに加入でき、税金もバイクと同じなど、比較的維持費も安いのが特徴です。近年では有名バイクメーカーでもトライクの製造販売を行っています。
2007年の法改正でできた中型免許
2007年6月2日に道路交通法が改正され、新しく中型免許が作られました。この免許は車両重量が5トン以上11トン未満、最大積載量が3トン以上6.5トン未満、定員が11人以上29人以下の車を運転できる免許です。
土木・建築業、配送業、運送業など大変幅広く活躍できる免許です!現在、業界でのニーズも多く、受験資格の制限緩和が叫ばれるなど注目の免許です!
中型免許を持っていればマイクロバスも運転可能
2007年の法改正の際に、もともと大型自動車だったマイクロバスは中型自動車に変更されました。そのため、中型免許を持っていればマイクロバスも運転できます。
マイクロバスは送迎用としてよく利用されているバスです。例えば旅館やホテルなどが駅まで宿泊客を迎えるために使ったり、幼稚園や小学校の送迎用として使われたりと広く普及しています。レンタカーとして貸し出されることもあります。
基本的にマイクロバスとは車両総重量8トン未満で、最大積載量5トン未満、定員が11人から29人のものを指します。
おわりに
普通免許と中型免許で運転することが車の種類についてご紹介しました。普通免許と中型免許両方を取得すれば運転できる車の種類も増え、仕事の幅も広がりますね!
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