中型バイク・大型バイクの免許を合宿免許で取得|特徴・メリット・費用等を解説
かつて、合宿免許と言えば普通自動車を運転するために通うものでした。
しかし、車離れが進み、一人暮らし人口が増加傾向にある日本では、合宿免許に通ってバイクに乗ろうと考える人が増えてきています。
新型コロナウィルス感染予防の観点から、パーソナルな移動手段としても再注目されているバイクですが、若者の消費離れがクローズアップされた2000年初頭から下降の一途をたどっているかと思いきや、実は2017年から二輪免許入校者数は年々右肩上がりで、コロナ禍もなんのその、2020年も増加傾向にありました。
実際、中型バイク・大型バイクに関するカリキュラムを組んでいる合宿免許もあり、バイクだけを目的に合宿免許を受ける人も多くいます。
中型バイク・大型バイクに乗れるようになると、自転車や原付に比べて行動範囲が広がりますし、長く乗れば乗るほど自分のバイクを大切にしたくなるでしょう。
この記事では、中型バイク・大型バイクの免許を合宿免許で取得しようと考えている人に向けて、合宿免許の特徴やメリット・費用感などを解説します。
バイクや合宿免許に興味をお持ちの方は、ぜひこのまま読み進めて欲しいと思います。
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そもそも、バイクの免許にはどんな種類がある?
中型バイク・大型バイクと呼ばれるバイクの種類は、排気量によって区分されています。
また、合宿免許で取得できるものもあれば、合宿免許に馴染まないものもあるため、合宿免許だからといって何もかも欲しい免許を一気に取得できるわけではありません。
まずは、各種バイクの免許について、合宿免許にカリキュラムがあるもの・合宿免許で取得するメリットがあまりないものに分けて、概要をご紹介します。
合宿免許でカリキュラムがあるもの
合宿免許で取得カリキュラムが組まれているバイクの種類を一口にまとめると、公道をある程度自由に走れる性能を持つバイクが該当します。
以下に、それぞれのバイクの種類についてご紹介します。
○小型限定普通二輪免許(排気量125cc未満のバイク)
小型限定普通二輪免許は、排気量125cc未満のバイクに乗るために必要です。
いわゆる「原付二種」にカウントされるもので、普通自動車と同じ法定速度で公道を走ることができ、一般的な原付と違って二段階右折の必要がありません。
MTとAT限定の2種類があり、自分でクラッチを操作して速度調節を行うのがMT(マニュアルトランスミッション)、アクセルとブレーキだけで車体を動かせるのがAT(オートマチックトランスミッション)です。
自分が乗りたいバイクに応じて、どちらを選ぶか決めなければなりませんが、特に希望がないならMTを取得しておくとATもOKになるので、乗れるバイクの種類が増えます。
合宿免許で小型限定普通二輪を取得しようと考えた場合、日数的には4泊5日程度が想定されます。
主に都市部の街乗りに使う予定で、身分証明書の取得も兼ねているような場合は、合宿免許で小型限定普通二輪をサクッと取得しておけば問題ないでしょう。
ただ、小型二輪限定で乗れるバイクの種類は限られています。
わざわざ合宿免許で小型二輪限定を取って、合格後に再度普通二輪免許にチャレンジするくらいなら、1回目の合宿免許で一気に普通二輪(中型バイク)にチャレンジした方が時間短縮につながります。
○普通二輪免許(排気量400cc未満のバイク)
普通二輪免許は、排気量400cc未満のバイクを運転するために必要です。
いわゆる「中型バイク」と呼ばれるモデルに乗れるようになり、バイク屋さんで見かけるバイクの多くはこのサイズ感です。
合宿免許に通って中型バイクに乗れるようになると、二輪経験者向けのものだけでなく、初心者向けのモデルも数多く見つかります。
こちらもMTとAT限定の2種類があり、AT限定の場合は運転できるバイクの種類が限られます。
いろいろなバイクに乗ってみたいなら、ぜひ合宿免許でMT取得を目指しましょう。
もう一つの大きな特徴として、中型バイク以上は高速道路を走行することができます。
16歳以上の年齢で取得できるため、合格すれば高校生でも中型バイクに乗れます。
合宿免許で普通二輪を取得しようと考えた場合、日数は8泊9日程度が想定されます。
せっかく合宿免許に通い、バイクと本格的に付き合っていく予定なら、最低でも普通二輪の取得を検討してみましょう。
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○大型二輪免許(運転できるバイクの排気量に制限がない)
合宿免許で大型二輪免許を取得すると、運転できるバイクの排気量に制限がなくなり、大型バイクのカテゴリのバイクが一通り運転できるようになります。
理論上は、どんなバイクに乗っても公道・高速道路を走れます。
大型バイクはエンジンのサイズも大きいので、一度その加速力を実感してしまうと「他のサイズのバイクには乗れない」と話す人がいるほど魅力的です。
バイクが大好きで、長距離ツーリングや趣味としてのバイクを楽しみたい人は、合宿免許で大型二輪にもチャレンジしてみましょう。
大型二輪は、小型限定・普通二輪と違い、満18歳以上から取得できます。
こちらもMT・AT限定の2種類に分かれていますが、排気量が大きいバイクはATモデルが少ない傾向にあるので、MTでの取得が無難です。
※(合宿免許のカリキュラムによっては、MTのみのところもあります)
合宿免許で大型二輪を取得しようと考えた場合、中型バイクか普通自動車に乗れる前提で、概ね5泊6日〜のスケジュールが想定されます。
合宿免許を利用すれば、未経験から一気に大型二輪にチャレンジすることも不可能ではありませんが、未経験から大型二輪を取得するプランを取り扱っている自動車学校は少なく、基本的に普通二輪・小型二輪限定の取得からスタートすることをすすめられるでしょう。
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合宿免許で取得するメリットがないもの
ここまでご紹介してきたものは、基本的に合宿免許でカリキュラムが用意されている二輪車です。
しかし、例外的に、合宿免許で取得するメリットがない免許も存在します。
厳密に言うと、免許センターですぐに取得可能なため合宿免許プランにはない免許なので、せっかく合宿免許に参加するなら他の免許取得のプランを探した方がよいでしょう。
○原動機付自転車(排気量50cc未満のバイク)
原動機付自転車(原付)とは、排気量50cc未満のバイクのことで、公道の走行にあたっていくつか制限が設けられています。
ただしメリットもあって、免許取得の難易度が低く、しっかり勉強すれば当日中に交付を受けることも可能です。
このことから分かる通り、まとまった時間をかけ合宿免許に通ってまで取得すべき免許とは言えません。
原動機付自転車に絞ってカリキュラムを組んだ合宿免許を探しても、普通車取得を目指すプランの中にある特別講習などのケースを除いては、見つからないはずです。
ちなみに、合宿免許のカリキュラムによっては、スラロームなど難しいコースを最初に走る際、原付で走って感覚をつかむ場合もあるそうです。
合宿免許に通う前に原付で走った経験がある人は、中型バイク・大型バイクの運転で少し有利になるかもしれません。
合宿免許に頼らなくても、独学で中型バイク・大型バイクに乗れる?
原動機付自転車は、合宿免許に通わなくとも独学で取得できるため、50ccのバイクを運転してコツをつかんだ人なら、独学で中型バイク・大型バイクの試験に合格することを考えるかもしれません。
しかし、残念ながらバイクの運転を独学で行うのは、よほど良い環境がそろっていないと厳しいのが現実です。
独学での取得は厳しい
結論から言うと、中型バイク・大型バイクを独学で乗り回そうと考えるのは、非常に難しいでしょう。
その理由は、練習・乗車にあたって以下のような障害があるからです。
まず、各種免許の取得に際しては、学科・技能試験に合格しなければなりません。
学科に関しては教本や問題集で勉強すればカバーできますが、技能試験は運転技術が合格の要となるため、どうしてもバイクそのものを運転する機会が求められます。
バイクそのものは免許がなくても買えますが、公道で練習しようと思って走ったら、その時点で無免許運転となります。
仮にバイクが手に入っても、自分や家族が持っている土地やサーキットなど、バイクを走らせて練習できる環境が必要です。
さらに、指導員やトレーナーなどが近くにいなければ、せっかく練習しても試験に合格できる実力が身に付いているかどうか、自分では判断できません。
合宿免許で乗り方を学ぶ場合、似たようなレベルの人が多い中で学べますし、合宿免許という限られた時間の中で多くのことを経験できます。
近所に相性の良い通学先があれば、そちらでも指導員から細かく指導を受けられるでしょう。
よって、多くの人は、通学・合宿免許いずれかの方法を選択することになります。
通学で学ぶのは時間と労力がかかる
近所にたくさん自動車学校があるなら、合宿免許にこだわらず、そちらでバイクの乗り方を学ぶのも一手かもしれません。
しかし通学で通う自動車学校は合宿免許と違い、必ずしも希望した通りのタイミングで思い通りの勉強ができるとは限りません。
学科は複数人で授業を受けられるので、比較的予約が取りやすいのですが、大学・専門学校の夏休みシーズンに入ってしまうと技能教習の予約が取りにくくなります。
そのため、入校シーズンを少しずらすなどして、希望の時間に教習を受けられるよう工夫が必要です。
また、技能検定で不合格になってしまうと、補習に別途料金が発生してしまうおそれがあります。
自動車学校は基本的に9ケ月以内ですべてのカリキュラムを終えなければならず、アルバイトや学業の兼ね合いから足が遠のいてしまうと、最終的にかかったお金がムダになってしまうリスクも。
自動車学校に通学して中型バイク・大型バイクの免許を取得しようと考えているなら、合宿免許よりも時間と労力がかかることを覚えておきましょう。
合宿免許なら短期集中で取得できる!
合宿免許は、独学はもちろんのこと、通学と比較してもメリットが大きい選択肢です。
教習所を探してみると、中型バイク・大型バイク向けプランが数多く見つかりますし、免許取得までそれほど時間を必要としません。
夏休みなど、まとまった時間を有効に使いたい人は、長い目で見ると合宿免許の方が免許取得のスピードは早くなります。
短期集中で勉強するスタイルが向いているなら、合宿免許をおすすめします。
合宿免許で中型バイク・大型バイクの免許を取得するメリットはこんなにある
合宿免許には、単純に合格までの日数を短縮できるだけでなく、他にもさまざまなメリットがあります。
日常とは違う時間が流れているので、時間の使い方次第で楽しい日々が過ごせるはずです。
他の通学者の影響を受けない
合宿免許は通学と違って、講習の予約を自分で入れる必要がありません。
そのため、自分の通いたい日に予約が取れない、といったケースに悩まされないため、他の通学者の影響を受けにくい環境と言えます。
合宿免許の1日のスケジュールは、さながら高校の寮生活のよう。
朝礼から学科・技能教習・休憩・おまけに食事まで、徹底して知識と技術を学べる環境が整っています。
間を空けずに技能を学べる
通学で勉強する場合、技能教習の講師の予約が取りにくいのがネックでした。
合宿免許の場合、技能講習の時間が1日で2〜3回確保されているので、最後に技能教習を受けてから間を空けずに運転ができます。
毎日決まった回数の運転をこなすことで、着実なステップアップが期待できます。
バイクの場合、学科に自信があっても技能でつまずく人は珍しくありませんから、技能を集中的に学べる合宿免許はバイク初心者にこそおすすめです。
遠出するので旅行気分
近所の自動車学校で合宿免許プランがあることを知ったとき、それなら受けてみようと考えた人もいるかもしれません。
しかし、もともと合宿免許は「近所に自動車学校がない人のため」に設けられている制度のため、自宅の近所で合宿免許を受けることはできません。
ただ、合宿免許を旅行の一環として考えてみると、旅行の経験がない人であっても、ちょっとした物見遊山気分で見知らぬ土地を訪ねることになります。
学生同士で温泉に入れるところもあるため、勉強しながらリフレッシュできるという、長い人生の中でも特別な環境で学べます。
同じ目標の仲間がたくさんいる
合宿免許に参加する人の理由はそれぞれですが、共通の目標もあります。
それは「車・バイクの免許を取得する」ということです。
勉強する時間が決まっている環境なので、自由時間に分からないところを確認し合ったり、失敗談で盛り上がったりしているうちに、いつの間にか知識・経験が定着していきます。
一人で勉強していると行きづまってしまうのは、誰しも経験があるはずですから、和気あいあいと過ごせる環境に助けられることは多いはずです。
バイク以外のカリキュラムも選べる
実は、合宿免許では【バイク+自動車】の免許取得プランが用意されているところもあります。
長期滞在が可能な人だけに限られた方法ですが、一度に複数の免許を取得できるのは、合宿免許だけの特権と言えます。
現実的には普通自動車の運転が必要だけど、趣味としてツーリングを楽しみたい人は、複数の免許を一度に取得することも検討できます。
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中型バイク・大型バイクの合宿免許に参加した場合の費用感
もし、中型バイク・大型バイクの合宿免許に参加しようと考えた場合、どのくらいの予算を見積もっておけばよいのでしょうか。
細かい金額は自動車学校によって変わってきますが、通学・合宿免許それぞれのケースで比較検討すると、イメージがつかみやすいかもしれません。
通学は他の免許の有無で料金が変わる
通学してバイクの免許を取得しようと考えた場合、自分が過去に取得した免許の種類によって、料金が変わってきます。
一例として、新潟県の自動車学校のケースをご紹介します。
上記の例では、より取得する免許の種類に近しい免許・あるいは普通自動車免許を取得していれば、その分だけ料金が安くなります。
金額の大小こそありますが、どの自動車学校でも同じような傾向が見られるため、初心者はいずれの場合もそれなりの金額がかかることを覚悟しておきましょう。
合宿免許は総じて通学よりも安い
合宿免許に関しても、通学のケースと同様に、取得した免許の中身次第で金額が変わってきます。
ただ、合宿免許の場合、申し込みから卒業までまとまった時間が確保できることを前提にカリキュラムが組まれているので、総じて金額は安くなっています。
こちらも一例として、前述の同じ自動車学校のケースをご紹介します。
原付所有から大型二輪を取得しようとする場合を除いては、ほとんどの場合、通学よりも安い金額で合宿免許に参加できることが分かります。
よって、予算を少しでも安く抑えたい人にとっては、合宿免許は有効な選択肢となります。
「見えない費用」にも注目しよう
通学・合宿免許の両方に言えることですが、バイクの免許をスムーズに取得しようと考えても、実際にはうまくいかないこともあります。
そして、通学の場合は基本的に「ストレート」で合格することを前提としているため、もし補習や検定が必要になってしまった場合、別途料金が発生します。
つまり、卒業までにかかるお金は、所定の時限通りとは限らないのです。
失敗すれば失敗しただけ料金もかさむため、結果的に予定よりもお金がかかってしまうかもしれません。
合宿免許の場合は、慣れない遠方で勉強・受験を行うこともあり、多くのプランで「保証」を設けています。
保証内容は様々で、年齢の上限が設けられていたり、宿泊日数や仮免許試験の回数などが保証されていたりします。
こういった「万が一失敗してしまった場合」に備えての保証が充実していると、かえってそれが保険になって、受験をミスなく突破することにもつながります。
通学と合宿免許のどちらがお得か迷ったら、料金表では見えない費用にも注目しましょう。
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合宿免許でも中型バイク・大型バイクの運転は難しい?教習内容と課題を予習してみよう
バイク初心者・経験者にかかわらず、バイクをカッコよく乗りこなしたいと考えるのは自然なことですし、安全に運転できる技術を身に付けることは大切です。
中型バイク・大型バイクとバイクのサイズが大きくなっていくと、取り回しも大変になります。
合宿免許や通学でみっちり乗り方を学んだとしても、もともと運動神経に自信がない人の場合、仮免で何度も落ちてしまうようなケースも散見されます。
ただ、実際にどんな教習・課題があるのかをあらかじめ知っておくと、イメージトレーニングがしやすいかもしれません。
技能教習でバイクの取り扱いを学ぶ
合宿免許におけるバイクの教習は、普通自動車同様、まずは教習所内のコースでスタートします。
といっても、いきなりバイクを走らせるわけではなく、いくつかの段階に分けて「バイクを知っていく」教習が行われます。
具体的には、バイクの乗り降り・スタンドの立て方・エンジンOFFでのバイク移動・エンジンのかけ方・半クラッチの感覚をつかむ、といった基本的な動作から学びます。
最初のうちは、指導員の背中を追うような形で、後方を追走しながらギアチェンジ・ライン取りなどを行っていきます。>
教習コースの種類も様々ですから、レベルが上がるにつれて8の字・クランクの走り方を学び、一本橋やスラロームといった難易度の高いコースも走ります。
二輪免許には「仮免」がない
ちなみに、普通自動車では公道での運転訓練を行うため、仮免許を取得して指導員と一緒に公道を走ります。
しかし、二輪免許の場合、仮免許がないので路上教習が受けられません。
理由は、指導員が同乗してブレーキを踏めないからです。
仮に、バイクで路上教習をしようとすると、操作に問題があった時など指導員がブレーキをかける状況が想定されます。
ただ、比較的安定している四輪車と違って、二輪車に乗っていて運転手の意志と関係なくブレーキが踏まれてしまうと、高い確率で転倒するおそれがあり、かえって危険な状態になることが予想されます。
こういった事情もあって、二輪免許には仮免許がないものと推察されます。
だからこそ、合宿免許でみっちりと基礎を叩きこんでおくことが大事なのです。
課題コースの中には難しいものもある
バイクの検定試験は教習所内で行われるため、合格したら問題なく公道を走れるよう、難しい課題コースが用意されています。
以下に、特に難しいとされるコースについてご紹介します。
○1本橋
幅30cm・長さ15mの直線コースを、一定以上の時間で走行するコースです。
1本橋という名前の通り、コースは板になっているので、脱輪したらその時点で試験が中止となります。
半クラッチ・リアブレーキ・ハンドルの操作が鍵となり、下を見て走ると脱輪のリスクが高くなります。
操作だけでなく走破のポイントも合宿免許では教わりますが、スピード調整・バランス感覚が重要になるコースなので、不注意に気を付けましょう。
○急制動
指定された速度からブレーキをかけ、所定の距離まで停止します。
進入スピードに意識を向けすぎるとブレーキが遅れ、逆にブレーキに意識を向けすぎると速度が伸びません。
エンジンブレーキの使い方が鍵になるため、リアブレーキだけに頼らない制動が大切です。
合宿免許のカリキュラム消化時は、単純な制動方法だけを学ぶのではなく、なぜバイクが止まるのかを理解した上でクラッチ・ブレーキを操作できるよう意識しましょう。
○スラローム
4.5m感覚のパイロンと呼ばれる障害物を、ジグザグに走行するコースです。
通過する秒数も決められており、今まで学んできたことの集大成とも言えます。
障害物に接触すると試験中止になり、操作ミスをすると走行中にエンストするおそれもあります。
合宿免許でアクセル・ブレーキング・バランスのとり方をみっちり学んで、本試験に備えましょう。
終わりに
中型バイク・大型バイクの免許を合宿免許で取得すると、時間と労力が大幅に節約できます。
費用面でも、通学と比較して合宿免許は安くなる可能性があり、合宿免許ならではの「保証」を受けられるメリットもあります。
バイクは公道で仮免許運転ができないので、教習で路上に出るための訓練はすべて行われます。
公道を走るようになってから不安にならないためにも、合宿免許で基礎からしっかり学ぶことをおすすめします。
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