高速教習に臨もう!
高速道路に乗るときの注意点
自動車の免許を取るためには、教習所で必要な実技を時間受ける必要があります。
このときには高速教習も行うことは知っているでしょう。
高速に乗るときにはいくつか注意点があるのですが、やはり乗るときと下りるときが難しいと言えるでしょう。
高速教習では、高速道路の入り口付近から開始するのが一般的です。
入り口に入ったら方向を間違えないように注意しましょう。方向を間違えてしまうと、逆方向に進んでしまうので、当然減点になってしまいます。
減点になれば、また同じ科目を再度行わないといけません。
次の注意点は本線に合流するときです。
合流するときに、タイミングが悪いと、本線を走っている車と並走してしまうこともあるでしょう。
この場合には途中で停車することは基本的に行ってはいけません。
速度を上げるか落とす必要があるのですが、通常は合流する方が速度を落とします。
高速教習では通常2人から3人まとめて行うのが一般的です。そのため、本線に合流するだけではなく、運転手を交代するために高速から下りなければいけません。
下りるときにはカーブに入る前に、速度をしっかりと落としておく必要があります。
もちろん本線内で安易にスピードを落としてはいけないので、降りる側の車線に入ってからブレーキを踏むようにしましょう。
高速道路は一般道よりもスピードが出ているので、車間距離を通常よりも長めに取ることも重要です。
また、車線変更する場合にも、後ろから車が来ていないか素早く確認し、無理のないように移る必要があります。
無理にハンドルを切ってしまうと、思わぬ事故に繋がってしまうので十分注意しましょう。
合宿免許では普通の教習よりも早く高速教習を行うのですが、連日車に乗っている分、慣れているので走りやすいでしょう。
合宿免許における高速道路の教習
合宿免許の場合でも、一般的な教習所でも、基本的には同じ方法で行います。
ただし、一般的な教習所の場合には事前予約が必要ですが、合宿免許の際には当然予約をする必要はありません。
学校の授業と同じように、きちんと予定が決まっているので、予約を忘れてしまう心配はないでしょう。
高速教習は教官と1対1で行う一般的な教習とは違い、2人から3人で行うのが一般的です。
最初は教官が運転を行い、高速道路の入り口付近まで移動します。
ここから運転を代わってスタートするのです。
当然ですが、事前に注意事項などを教官が説明します。
ごく当たり前のことばかりなのですが、標識はきちんと守り、スピードの出し過ぎに注意することや、合流地点での注意事項などの説明も行われます。
一般道では最高速度の規定はあっても、最低速度の規定はありません。
それに対して高速道路では、最低速度があるのが一般的です。
要するにゆっくり走り過ぎると渋滞の原因になるので注意しようということです。
このような説明が行われてから開始するのですが、それほど長い区間運転することは、たとえ合宿免許でもありません。
概ね高速道路に入って次のインターチェンジで降りること多いでしょう。
長くても次の次ぐらいには降りるのが一般的です。
教官は運転手がどこを見て運転しているのか、どのような運転をしているのか全て見ています。
合格点をもらえなければ、当然再度教習を受けることになるのですが、再度予約をとらなければならないという手間はありません。
この点は合宿免許のメリットです。このような流れで高速教習が行われています。
合宿免許での高速教習の時期
高速教習というのは、路上教習と同じ扱いになります。
そのため、まずは仮免許を取得する必要があるのです。
仮免許とは、教習所内だけではなく、公道を走ることが許されている免許なのですが、教官などが同乗することが条件となっています。
この仮免許を取得するまでは、高速道路だけではなく、公道に出て教習を行うことはありません。
これは合宿免許に限ったことではなく、日本全国全ての教習所に共通して言えることです。
では、仮免許を取得したらすぐ高速に乗って教習を行うのかというと、決してそのようなことはありません。
まずは一般道で運転に慣れてから高速教習を行うので、最後の方に行う教習だと言えるでしょう。
普通免許を取る場合、実技はマニュアルで34時間、オートマで31時間行います。
仮免許を取得してから第二段階に入るのですが、この第二段階は普通免許で19時間となっています。
この19時間の中でも、後半の方に行うのが高速道路を走る教習なのです。
ただし、合宿免許は1日に数回教習を行うことが多いでしょう。
しかも最短2週間で免許の取得ができるようになっていますが、高速に乗るのは最後の日の前日か、その前の日になっているのが一般的です。
なぜ最後の方に行うのかというと、基本的な運転技術と知識が備わっていないと、高速道路は危なくて運転することができないからです。
もし教習中に事故が発生してしまえば、運転している人も過失を負うことになるでしょう。
仮免許中に発生してしまえば、一緒に同乗している教官の責任も問われることになります。
だからこそしっかりと教習を行ってから高速道路に乗るのです。
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